かつての琵琶湖では、たくさんの魚たちが産卵のために湖岸へと押し寄せ、それが、まるで島のように見えたことから、“うおじま”という言葉が生まれました。
うおじまプロジェクトとは、さまざまな人たちが力を合わせ、琵琶湖の豊かな環境を取り戻し、もう一度、うおじまを復活させようという取り組みです。
産卵時期になると湖岸をはじめ、内湖や水路をつたって田んぼにまで上がってきた魚たちも、年々、減りつづけています。
漁獲量を比べると、ここ35年間で約7割近くも減っていることがわかります。
琵琶湖の魚が減りつづけている理由には、さまざまな環境の変化が考えられます。
そのなかでも、大きな原因として、次の3つがあげられます。
魚たちが琵琶湖から田んぼまであがる道すじを考え、安全に産卵したり、快適に育つ環境を、みんなで力を合わせ、総合的につくることが大切です。
昔のように魚が安心して産卵し、稚魚が安全に生育できる環境を取り戻すためには、市町村をはじめ、湖岸や河川の管理者、農業や漁業に携わる人たちが手を取り合い、取り組みを進めることが不可欠です。
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