魚が減っている3つの大きな原因

原因1 水位の変化

琵琶湖の水位が高い時は、魚たちは産卵や稚魚が大きく育つために必要なヨシ帯や内湖、田んぼへ移動することができます。
ところが水位が低くなると移ることができなくなり、魚の暮らしに影響をおよぼします。

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原因2 魚のすみかの減少

かつての琵琶湖は、川や水路によってヨシ帯や内湖、田んぼとつながり、魚たちにとって安心して産卵したり、、稚魚が安全に育つための場所がたくさんありました。
ところが、現在は、さまざまな障害物によって、魚のすみかが減っています。

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具体的には

河川の整備 田んぼのかさ上げ
コンクリートなどで整備された川や水路 より効率的で生産性の高めるために整備された田んぼ
内湖(湿地帯)の減少 ヨシ帯の減少
内湖(湿地帯)を埋め立てて宅地や農地として利用 堤防建設などにより少なくなったヨシ帯

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外来魚の増加

近年、琵琶湖にはブルーギルやブラックバスなどの外来魚が増えています。
外来魚の多くは、大昔から琵琶湖にすんでいる魚やその卵を食べてしまいます。

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外来種問題の取り組み
環境省 「外来生物法」の制定
(特定外来生物による生態系等にかかる被害の防止に関する法律)
滋賀県 「ブルーギルやブラックバスなど、外来魚のリリース禁止」
(琵琶湖ルール条例)
 

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